カーネルをご存知?
これまでに何度もカーネルという言葉が登場しました。
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そしてリナックスの中心がカーネルであり、リナックスを開発した学生がプログラムを書いたのもカーネルだとお話しました。
ところでカーネルは、どんなOSにも存在します。
一般的にコンピュータの中核になる部分がカーネルと呼ばれるのです。
ですから皆さんが良くご存知のOSにもカーネルは存在します。
カーネルはOSが行なう処理のほとんどを担当しています。
カーネルがなければOSはまるで役目を果たさないでしょう。
カーネルがOSの中核といわれる所以です。
リナックスの中でカーネルが行なわない処理はデバイスドライバやユーザープログラムなどごく一部に限られます。
タスクの切り替え、システムコントロール、仮想記憶処理など、カーネルはOSの機能の大部分を担当しているのです。
カーネルは自分からは何も行なわないソフトでもあります。
常にコマンドやアプリケーションからのリクエストに答えて多機能な処理を行なっています。
パソコンのCPUから、パソコンに接続された各種ハードウェアから、そして各種のアプリケーションからのリクエストに答えます。
さらには様々なエラー処理もまたカーネルの役目です。
例えば、カーネルの外部にあるコマンドやアプリケーションから、「このデータをディスクに保存せよ」という命令がくれば、それを実行し、もう一度、その結果を返します。
これがシステムコールです。
さらにカーネルはCPUや周辺機器からも指示を受けて処理します。
CPUからの処理は「CPU割り込み処理」、周辺機器からの処理は「ハードウェア割り込み処理」と呼ばれます。
このようにカーネルは、その都度その都度、アトランダムに様々な命令を受け処理していきます。
カーネルは一定の処理を順番に実行していくアプリケーションのようなソフトとは違うのです。
リナックスがカーネルを中心に動いていること、そしてカーネルが単純にハードウェアを動かすだけのものではないことをお分かりいただけたでしょうか。
もちろん、こうしたことを意識することなくリナックスを利用することも可能です。
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